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大久保泰
千葉県銚子市内を走る銚子電鉄に8年ぶりに新しい車両が届いた。南海電鉄(大阪市)から購入した中古車で、「中古の中古」ではない車両の導入は30年ぶりとなる。3月からの運行開始をめざす。
南海電鉄は大阪市・難波と和歌山県などを結ぶ路線を運行している。届いた2車両は1969年に製造された。銚電では車両の更新のため、中古車両を全国で探していた。現在運行されている車両は老朽化で部品の調達が難しくなったため、引退になる。
導入される車両は、キャベツ畑の中を走る銚子のまちに似合う、薄い緑色に新たに塗り替えられた。銚電の担当者は「関東地方に関西からの車両が来るのは珍しい。関西の方にもぜひ、銚子に来て欲しい」と期待している。(大久保泰)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル